男性の育休について

プロフィール

  • 大手化学メーカー会社員(大手セラミックスメーカーから2024年4月に転職)
  • 32歳男性
  • 妻、2歳の双子の男の子の4人家族

育児休業法の改正について

私の子供は2022年9月に産まれました。当時は法改正があり、主に以下のような点が変更になりました。

  • 休業の取得意向確認の義務化(2022年4月1日施行)
  • 出生時育児休業(産後パパ育休)の創設(2022年10月1日施行)
  • 育児休業の分割取得(2022年10月1日施行)
  • 育児休業取得状況公表の義務化(2023年4月1日施行)

なお、2025年4月には、テレワークの導入努力の義務化や時短勤務についてなど、育児と仕事の両立を促進するような法改正が予定されています。

個人的には、会社側から取得の意向を確認してくれるようになったのはすごく大きかったです。

当時、私が所属していた会社では、まだ男性が育休を取ることはそんなに普通のことではなく、1ヶ月以上の育休を取った男性社員はほとんどいませんでした。

私の部署に限れば、私が初めて1ヶ月以上の育休を取得した男性社員でした。自分で「育休取りたいです。」というのと、「育休取りたいですか?」と聞かれて「はい、取りたいです。」と答えるのは精神的負荷が大きく変わったと思います。

育休を取った時の感想

私は1ヶ月半ほど育休を取りましたが、育休取ってみた感想は以下の通りでした。あくまで私個人の感想なので、ご参考程度に。

  • 妻、子供との距離も縮まった。
  • 夫婦で育児の楽しさも大変さも共感できた。
  • ぶっちゃけ1ヶ月半は短い。もっと取れば良かった。
  • 子供が赤ちゃんの時に一緒に過ごすことが出来た時間を持てた。てか、一緒に過ごせないのは本当にもったいない。
  • 自分の子供ってこんなに可愛いのかと思うと同時に、育児ってこんなに大変なのかと思った。
  • 正直仕事の方が楽、、。(仕事に復帰した時に、言葉が通じるってこんなに楽なのかと思いました、、笑)

総じて、育休は本当に取って良かったと思いました。

育休を取得する時の注意点

まず大前提に育休を取得するのは権利なので、変に罪悪感を感じる必要はありません。私自身も育休を取得し、同じチームの同僚が育休を取得するためのフォローに回ったこともあります。その上で重要だと思ったことを挙げていこうと思います。

①仕事の引き継ぎはしっかり行うこと

育休は権利とはいえ、周りの上司同僚部下の理解があってこそ気持ちよく取得できます。そのためには自分がいなくても仕事が回るように、自分の仕事をブラックボックス化しないことが大切です。また、自身の仕事を棚卸しし、育休期間中に進めておいてもらわなければならない仕事と後回しでも良い仕事を仕分けし、上司も含めて仕事の引き継ぎ先を決めることが大切です。私自身、仕事の棚卸し、仕分けはもちろんのこと、引き継ぐ仕事についてはしっかりマニュアルを作成した上で引き継ぎました。その結果、特に仕事を滞らせることなく育休期間を終えることができました。

②育休期間中は育児家事に専念すること

育休を取得したのに、仕事をするのは個人的にはNGだと思います。とはいえ、会社の制度的に難しい方もいらっしゃると思うので、可能であれば仕事は全くせず、厳しい場合は最小限に抑える努力が必要かと思います。出産後は個人差もありますが、女性の体は大きなダメージを受けています。それを認識した上で積極的に育児家事に参加することで、奥さんと子供との絆が深まっていくと思います。育休期間中は家族の絆を深めるチャンスだと思って、仕事から離れ、家事と育児に没頭しましょう。

③育休後は周りの人に感謝を伝えること

何度も記載しましたが、育休は権利です。なので、育休を取得することに罪悪感を感じる必要はないと思います。一方でフォローする上司同僚部下も1人の人間です。育休を取得できるのは周りの人達の協力があってこそです。なので、しっかりと感謝の気持ちを伝えましょう。また、周りの人が育休などの長期休暇を取得するときはお互い様の精神で積極的にフォローすることで、今後の仕事と育児の両立にもプラスの効果をもたらすと思います。

本日はここまでとさせて頂きます。育児と仕事については私も色々と試行錯誤しているので、今後も記事を書いていこうと思います。

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