うつについて

プロフィール

  • 機械系大手メーカー 技術開発職 34歳男性
  • 年収:自身860万、妻360万
  • 家族構成:妻、子2人(双子の3歳の男の子)の4人家族

病歴

  • コロナ禍と会社の昇格試験が重なり、ストレスが溜まりうつを発症
  • 良化と悪化を繰り返し、今に至る

うつの発症から休職

今日はうつについて、自分の経験を踏まえて書いていこうと思います。なおこの記事はあくまで体験談であり、医学的助言ではありません。正直自分がうつと診断されるとは夢にも思っていませんでした。私は強い人間だと思っていました。多少の負荷なら耐えられる。寝ればなんとかなる。そんな思いで日々を乗り切っていました。

最初に体調を崩したのはコロナ禍に入った頃でした。私はそれまで、飲みに行ったり、ゴルフやテニス、旅行をしたりしてストレスを発散していました。しかし、コロナ禍で緊急事態宣言が発令されて、そのストレス発散方法のほとんどが封じられました。飲みに行くのもダメ。人が集まるところに遊びに行くのもダメ。旅行もダメ。飲みや遊びでコロナにかかってしまった人は、会社でまるで犯罪者のように扱われ、上司から注意され、無言の圧力を周囲から浴びせられる。会社で昼食時に同期と話していても注意される。そんな殺伐とした雰囲気でした。

一方で業務は変わらず忙しく、そこに加えて昇格試験の準備が重なりました。月40-50時間の残業に加え、昇格試験の準備で月50-60時間パソコンに向かっていました。残業と合わせると月100時間以上定時時間外にパソコンに向かっていました。

そんな生活が3-4ヶ月続いたある日、会社にいこうとすると吐き気が止まらなくなってしまったのです。朝になると吐き気が止まらず、それでも無理して出社して、仕事中はなんとか働いて、仕事が終わったらまた吐き気に襲われる。昇格試験の準備が思うように進まない不安と仕事に追われる毎日のなかで、夢の中でも仕事に追われ、夜中に途中覚醒を繰り返すようになり、寝ても熟睡できない日が続きました。ある日会社で働いていると、激しい胃痛に襲われ、早退し病院に行きました。内科の診断では胃潰瘍と診断されました。また、不眠や不安症の症状も疑われるため、心療内科に行ったところ、うつ症状に加え、身体症状症との診断を受け、数ヶ月会社を休むようにと言われました。強いショックを受け、自分に絶望しました。それまで私はうつ病は気分の問題で、根性でなんとかなると思っていました。しかし胃潰瘍で胃の激痛のために働くことなんてできず、根性ではどうにもならなくなりました。

上司に伝えて最初に言われた言葉は今でも覚えています。「うつで休むと、出世のルートから外れるよ。休まない方が良いよ。」と。今考えると、その言葉がいかに異常だったかよく分かりますが、当時の私は、上司の言葉に真剣に悩みつつも、胃の激痛で働けない自分の不甲斐なさに本気で落ち込みました。休みに入ってから上司ともオンラインで面談しました。それまで私は「仕事量が多すぎるため減らして欲しい」と何度も伝えていましたが、体調崩した後に上司からは「体調崩すまで追い込まれていたなら、キツイと早めに言って欲しかった」と言われました。私は何度もSOSを出したに無視したのはそっちじゃないかと強い憤りを覚えました。「何度も伝えたつもりですが、、」と伝えても、どこ吹く風という感じ。その時に強く思ったのは、会社のために懸命に働いたところで、体調を崩したらそれは自己責任。会社は体調を崩しても責任をとってくれないということでした。

休み始めた当初は、ひたすら寝ていました。2週間ほどしっかり寝たら徐々に身体が動くようになってきましたが、それと同時に自分が社会から取り残されていくような不安に駆られました。何か新しいことをしないとと思い、投資の勉強をしたり、資格の勉強をしたりしました。正直、あのとき休まなかったら、あのタイミングで投資ははじめてなかったと思います。そういう意味では、休職が私の人生の大きなターニングポイントになったのは間違いないかなと。

休職中は色んなことを考えました。身を削って働きまくりましたが、その年に結局昇格もできず、休んだことが理由で出世が遅れると言われ、体調を崩したことも自己責任と言われる。自分は何のために頑張ってきたんだろう。碌に休みも取れず、頑張った意味はあったんだろうかと、、。そしてこれからの人生に強い不安を感じていました。

もし、あのときの自分にアドバイスするとしたら、長い社会人人生の数ヶ月休んだところでほぼ変わらないから、ゆっくり休みなさいと言ってあげたいです。転職してる時点で評価はリセットされてますしね。

とはいえ、追い込まれているときは、視野がとても狭くなっているからなかなかそんなふうに物事を考えられないんですけどね。今でもエネルギーが切れた時には体の力が入らなくなるときもありますが、そんな自分の弱さとも向き合って、仕事を調整しながら生きています。疲れた時は休む。しっかり寝る。休みの日には仕事のことは考えない。そんな当たり前のことを意識して今楽しく生きられているのも、病気になった経験があったからこそかなぁと今なら思います。

苦しい時は、苦しい時間がずっと続くように思いますが、苦しい時間には必ず終わりが来ます。根拠がなくても良いから、なんとかなると思い込むことが、実は自分にとって1番大事なことなのかもしれないなぁと思う最近です。

今回はちょっと暗い内容になりましたが、次はいかにして立ち直ってきたか、立ち直っていく中で何を感じたかを書きたいと思います。

それでは。

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